【冷却材・寒剤(cryogens)】 ドライアイスや液体窒素は有機化学をやっていれば誰でも使うものです。極低温のこれら冷却材は低温やけどを引き起こすだけでなく、窒息のリスクがあることを忘れてはいけません。大きなドライアイスコンテナを使っている研究室の場合、間違って首を突っ込んで深く息を吸い込んだら一瞬で二酸化炭素中毒になります。 また、液体窒素をエレベーターで運んでいる最中に地震がおきてエレベーターの中で液体窒素が流出、脱出不可能になり窒息なんてことが起き得ます。液体窒素と一緒にエレベーターには乗ってはいけません。頑張って階段で運ぶ or 液体窒素だけエレベーターに乗せて自分は階段で登るといった対策を取ることが推奨されます。